会員募集

NPO法人「数学月間の会SGK」は,数学と社会の架け橋を目指します.
社会が数学を知り数学が社会を知る活動を,我々と一緒にやりませんか.

正会員年会費2,000円(入会費5,000円)
賛助会員年会費10,000円(入会費10,000円)

連絡先: sgktani@gmail.com

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NPO法人数学月間の会

■NPO法人「数学月間の会(SGK)」設立趣旨

数学はあらゆる文化・学術の基盤で,科学,工学,産業,芸術,医学,経済など,社会のあらゆる分野を数学が支えています.しかしながら,一般市民,特に,生徒・学生とその両親は,数学学習を敬遠する風潮にあり,これが数学力の低下をもたらしています.

米国の「数学月間」MAM(Maths Awareness Month)は,1986年4月17日のレーガン宣言により国家的な行事として開始され,今日に至ります.米国MAMは,数学系の学協会が参加するJPBM(Joint Policy Boad for Maths)が,毎年,社会を反映した数学テーマを選定し,毎年4月に種々の数学イベントを展開し,国民からの事後評価も受けます.皆が知りたい時局の数学を,種々のレベルで学習できるウエブ・サイトができ,そこにエッセイや論文が集積され,そのテーマの数学を基礎から最先端まで,学生が独習できる優れたガイドになります.MAM期間には,一般から専門家まで,小学生から大学生まで,いろいろなレベルのイベントが全国で展開されます.レーガン宣言で国家的行事のMAMを決断した背景には,国民の数学力が低下し,米国の産業力も低下するとの焦りがあったといわれます.日本も同様な状況にあり,国家的行事の数学月間が望まれます.

近年,日本でもSTEM(科学・技術芸術・工学・数学)教育が叫ばれていますが,これも2003年に始まった米国のSTEM教育に源を発します.これらの科目の中で統合的に数学を教える試みは必要ですが成功していません.数学月間の視点はSTEM教育へも貢献できるものと思います.

現在の日本でも,数学を学ぶ同好会,塾,講習会,講演会などは種々あります.これらも重要であるのは言うまでもありませんが,我々の目指す「数学月間」活動の主力は,このような数学の内部にとどまる活動ではありません.数学がかかわるあらゆる分野を横断して,数学を紹介する一般市民に向けた活動です.

この問題を解決するために,この法人は,一般市民,学生,生徒に対し,数学が社会を支えている事例を,わかり易く啓蒙する事業を行い,数学への社会的共感を獲得し,社会の数学力の向上,数学文化を普及させ,社会の発展に寄与することを目的とします.

日本の数学月間は,2005年に日本数学協会が7/22-8/22を数学月間と定めたことに始まります.任意団体「数学月間の会(代表;故片瀬豊)」は,2005年の発足以来,ボランティア・ベースながら,毎年,数学月間の初日7/22に,数学月間懇話会を開催し,計37件の啓蒙的な講演を一般市民に対し実施することで,数学啓蒙活動をこの時期に集中し,数学の重要性を社会にアピールしてきました.このような数学月間活動は,米国MAMのように国家的行事として行うべき性質のもので,個人寄付金とボランティア・ベースで行う現状には限界があります.数学愛好者の同好会ではなく,活動を社会に波及させるためには,NPO法人格を得た「数学月間の会」が,数学の内部にとどまらず社会の諸分野に横断的に呼びかけ活動し,「社会と数学の架け橋」になることが必要です.