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2013/02/28 SGK通信(2013-01)数学月間2012のまとめ

投稿日時: 2019/06/22 システム管理者

■今年の“数学月間懇話会(第9回)”は,例年通り“月間”初日7月22日に実施いたします.詳細はSGK通信に掲載いたしますので,ぜひご参加ください.
(ちなみに,今年の米国MAMの統一テーマは,“持続可能性の数学”です)
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■「2012年数学月間のまとめ」を,“数学月間だより”として「数学文化」の次号に掲載します.詳細はそちらをご覧ください: 以下はその概要
2011年の数学月間懇話会のテーマの一つは,”サイバー世界のモデリング”北川源四郎氏(統計数理研)であった.ちなみに,2012年(4月)の米国MAM(Math Awareness Month)でも,”数学,統計,そしてデータの洪水”がテーマであった.我々の周囲には,天文,生物,気象,環境放射線などを観測するセンサー・ネットワークがある.コンビニのPOSシステムや金融相場,Google検索,Facebook,Twitterなども,莫大な量のデータを時々刻々集積する.これらのデータから,必要な情報をきめ細かく解析することが望まれる時代である.
私たちの世界は不確で危うい.確実なものは何もない.今,正しいと信じられている科学法則でさえ,例外が観測されれば崩れてしまう.山のような観測データから引き出した法則も,真実かどうかは永遠にわからない.それは,観測データを説明できるモデリングでしかない[そこに道具として使われる数学は真実であるのだが].
我々はYES/NOのデジタル思考に毒されているので,そのような答えを要求する.しかし,YES/NOの答え(2値化)は非科学的な種々の思惑が働き胡散臭い.我々は確率に馴染む必要がある.このような時代に鑑み,SGKは2012年の数学月間懇話会のテーマの一つに”ジャンケン”を取り上げた.奇しくも,2012年の「上智大学数理科学講演会」(7/29)は,”数学と金融?統計的データ解析の視点から?”であり,「お茶の水女子大学・夏期数学講習会」(7/29-30)は,”20世紀に花開いた確率論”であった.
2012年の“数学月間懇話会”の講演は以下のものがあった:
(1)石黒真木夫氏(統計数理研・名誉教授),ジャンケン.
(2)細矢治夫氏(お茶の水女子大名誉教授),化学数学.